2026年9月30日、アルフレッサホールディングスの子会社で調剤薬局を運営するアポクリートが、動物病院専門の調剤薬局を運営する12薬局(わんにゃん薬局)と業務提携したと発表した。
PR TIMES:動物病院向け調剤サービスの事業化に向け、アポクリートと12薬局が業務提携
PR TIMES:動物病院専門の12薬局、アポクリートと動物病院向け調剤サービスに関する業務提携を締結
人の調剤を行う薬局チェーンが、動物病院向けの調剤サービスに取り組むことになる。
結論
12薬局のリリースには、同社の実績として、薬剤師19名、契約動物病院420件、累計調剤件数122,000件(いずれも2026年9月末時点)が書かれている。
なお、同年9月1日には、アルフレッサ、12薬局、animoの3社が、オンライン処方箋を活用した調剤サービスなどについて基本合意したと発表している。
PR TIMES:アルフレッサ株式会社、株式会社12薬局およびanimo株式会社が次世代アニマルヘルスケア・プラットフォームの事業化に向け基本合意
動物調剤の仕組み
発表によると、動物病院は診療のほかに、院内調剤、医薬品の発注・在庫管理、飼い主への服薬説明といった業務を行う。
調剤の一部を病院の外に出して、病院の負担を軽くする、というのが今回のサービスの説明だ。
12薬局のリリースでは、動物病院が必要な薬を1錠単位で調剤依頼できる仕組みが紹介されている。
自社開発のVMO(Vets Medicine Operation)で、処方情報を動物病院から薬局へオンラインで送る。
ファルマーケット:人と同じクオリティの医療を動物へ。日本初のペット専門薬局が挑む動物の医薬分業とは?
今回の提携で、12薬局がアポクリートに行うのは、VMOなどのライセンス提供、調剤依頼の一次監査、問い合わせ対応、教育、契約や集金の支援だ。調剤と配送はアポクリートが担う。
動物用医薬品のルール
動物用医薬品には、人の医薬品とは別の制度がある。
農林水産省や自治体の案内で、次の点を確認した。
動物用医薬品を販売・授与するには、薬局開設者または販売業等の許可を受けた者であることが必要、と案内されている(医薬品医療機器等法第24条)。
販売業には、店舗販売業、配置販売業、卸売販売業などの区分がある。
動物用医薬品登録販売者という資格があり、販売できるのは、農林水産大臣が指定する指定医薬品以外の動物用医薬品です。
獣医師が診察した動物に医薬品を処方することは、販売等にはあたらない、と北海道石狩振興局は案内している。
診察せずに処方すると、無許可販売になるとも書かれている。
未承認の医薬品の販売・貯蔵・陳列・広告は禁止されている。
動いた方がいい人/様子見でいい人
様子見でいい人
- 今の仕事内容や待遇に、大きな不満がない
- 今の職場でも、新しい業務や学びの機会がある
情報収集を始めてもよさそうな人
- 動物の薬や動物病院との連携に関心があるのに、今の職場では関われる見込みがない
- 新しい領域に取り組む会社で働きたいが、今の職場の方針を確認できていない
- 勤務条件や役割について職場に相談したが、変わる様子がない
今できること
- 社内異動や担当の希望を、上司に伝える
- 勤務条件や役割について、相談できる余地があるか確認する
- 動物用医薬品の制度や使い方を、農林水産省や自治体の案内で学ぶ
- 動物用医薬品登録販売者など、関連する資格の条件を調べる
職場選びの見方は、別の記事にまとめています。
2番目に古い薬剤師転職サイト『ファゲット』
