※本記事は独自の街頭観測調査に基づく内容です。掲載データは実測値です。
はじめに
東京駅は「ビジネス街」のイメージが強いが、日曜の昼はまったく違う顔を見せる。
通勤・出張の人よりも、観光や買い物、待ち合わせで訪れている人のほうが圧倒的に多い。
丸の内・八重洲エリアは国内外の観光客の通過点でもあり、この日もスーツ姿を何人か見かけたものの、全体としては私服姿のほうが目立った。
気温31°C、日曜の昼。仕事中と思われるスーツ姿の人も一部いたが、多くは服装を自由に選べる状況だった。
そんな中で男性たちはどんな足元を選んでいるのか、数字で確認するため街頭観測調査を行った。
調査の分類基準
見た目の構造から、足元を4つのタイプに分けて集計した。
1.足先を覆う靴
スニーカーに限らず、革靴・ローファー・ブーツなど、足先が完全に覆われているもの全般

2.クローズドトゥ系サンダル(クロックス等)
サンダル構造だが、足先を覆うカバーが付いているもの

3.ソックスサンダル
足先が露出するサンダルに靴下を合わせるスタイル

4.オープントゥサンダル
足先が完全に露出した、靴下を履いていない状態のサンダル

調査概要
- 日時:2026年8月23日(日)昼ごろ~
- 場所:東京駅の改札を出た地点から、ランダムに移動しながらすれ違った人をカウント
- 天候:曇り、気温31°C、降水確率40%
- 人数:513人(目安として500人前後を想定し、キリのよいタイミングで終了)
- 計測手法:カウンターアプリを使用
特定の日・特定エリアでの観測結果であり、一般的な着用率を示すものではない。目視のため、対象者が観光客か地元利用者か、仕事中か私用かは正確には判別していない。
調査結果
| 分類 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1.足先を覆う靴(スニーカー・革靴等) | 462人 | 90.1% |
| 2.クローズドトゥ系サンダル(クロックス等) | 7人 | 1.4% |
| 3.ソックスサンダル | 3人 | 0.6% |
| 4.オープントゥサンダル | 41人 | 8.0% |
休日でも9割は覆う靴だった
もっとも意外だったのは、休日で私服の人が大半を占めていたにもかかわらず、9割の人が「足先を覆う靴」を選んでいたことだ。
仕事中のスーツ姿も含まれるとはいえ、それだけでこの比率を説明できるほどの人数ではない。
私服の人の多くもサンダルを選んでいないことになる。
なぜなのかは、今回のデータだけでは特定できない。
この日は曇りで気温31°Cだったこと、個人の歩きやすさの好み、外出先の目的など、複数の要因が絡んでいる可能性がある。
今後、天候や気温が違う条件で同じ調査を重ねることで、何が比率を左右しているのかが見えてくるかもしれない。
サンダル系(合計51人)の内訳では、開放感を最優先したオープントゥサンダルが41人(8.0%)と大半を占めた。
クローズドトゥ系サンダルは7人(1.4%)、ソックスサンダルは3人(0.6%)とごく少数だった。
ソックスサンダルは冷え対策やきちんと感の演出に向いたスタイルだが、気温31°Cの8月ではそもそも需要が小さいのだろう。
もう一つ注目したいのが海外の動きだ。
VOGUEなど海外のファッション誌では、ベアフットサンダルがトレンドアイテムとして紹介され始めている。
今回のオープントゥサンダル勢の中にもベアフットサンダル系のデザインを履いている人が見受けられた。
このトレンドが来年、日本のストリートにどこまで上陸してくるのかは、次回以降の調査で注目したいポイントだ。
今後の展開
季節が進んで気温が下がれば、サンダル自体を選ぶ人はそもそも減っていくはずだ。
そのため次回以降は、気温が高いうちの「残暑~初秋」の期間を中心に、同じ4分類・同じ条件(土日・東京駅周辺)で継続して数え、天候・気温とサンダル系の内訳(オープントゥ/クローズドトゥ/ソックス)の関係を追っていきたい。

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